数週間前、東海道中膝栗毛が終わって、近松門左衛門に入る。以前注文したCDがあったので、取りに行く。曽根崎心中の節を聞く。一人語りはドゥルーズ=ガタリより役割語に近く、院のゼミで翻訳調の役割語や一人語りの役割語の使い分けについてひとしきり盛り上がる。
ところで台風というのはどうしてカーブのような曲線を描いていくのだろう。食い込む方向の方が威力が強いし。
そして、どうして上陸すると決まってピンボールのように跳ね返っていくのだろう。
今回は ドゥワン ドゥワン と2回、音を立ててアウトレーンに消えていったようだ。
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