2013年6月22日土曜日

錬金術

のようにように卒論のテーマができていく。

一人は、wonderful, good, excellent, nice, greatという口語的+の評価表現をやりたいと言っていたので前回、コーパスで共起表現を見ることを指示したがその結果を見てみると、excellentとwonderfulに自己表出的機能と対人機能の相違が見られるように思われ、画像検索などもその方向を示唆したのでその比較を選ぶことにした。

一人は呼びかけ語がやりたい、と聞いたことのないテーマを小田希望さんの本を持ってやってきたので、それはいいと伝え、MICASEという話し手の年齢や性別がわかるコーパスを示唆。

一人はworld EnglishesをPRAAT(無料音声処理ソフト)で分析するというテーマだが全然進んでないことが判明。PRAATのダウンロードから指示。

一人は文学にみるアメリカ方言の研究がもともとのテーマだったが方言の日英比較をやりたい、ということだったので、「方言」が「地域言語」とか「言語変種」と呼ばれるようになる社会言語学の議論を踏まえつつ、ゴッフマンのスティグマなどの研究を示唆。

どれも楽しみなテーマである。

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