2013年7月14日日曜日

フレーム&タルミ―の類型論

乱雑に重なったファイルの上を
豆を煎ったスチーマーの蓋が
ソリ遊びのように滑り落ちていく


ほらね、「重なる」で複数のファイルを想起するでしょ。
通常、「重なる」が成立するためには複数の要素が必要だから、これが前提。前提はフレーム。

それから、「滑り落ちる」は英語のslide downと対応していますね。この用例でmannerが滑るに入っていて、pathが外に出ているのはTalmyの類型に反してますかね。日本語でも意外に多いんじゃないですかね、このパターン。

意味論

 「お供え」と書いて「仏壇」と出るシステム、それがフレームで、フレーム意味論は今や常識的になったが、それが発想される前の素性意味論はいわばソシュールの記号論的意味論だな。ここで考えなければならないのは

素性意味論はカテゴリー論的だけど、語と語の関係性を規定するソシュールの記号論とどのように関連するのか。

カテゴリー的すなわち、パラダイム的意味論と、フレーム的、すなわちシンタグム的意味論は共存するべきだろうからどのように協業させるのか。

パラダイム的意味論は類義語や反義語の研究から

シンタグム的意味論はフレーム(領域)の研究から

できるんだろうけど、シンタグム的意味論(フレーム)を明らかにする方法論が意外に確定していなんだよね。

九州から

 漫才コンビに指導している夢を見た。非対称性でいこう、といっている。アンガールズの山根とペナルティのワッキーがコンビになっている。山根の方が話しやすいのか、ワッキーがなにかの理由でいなくて、山根は紫、相方は緑を基調にした衣装にしたらどうか、と机やイスが並ぶ教室のようなところだ。
 森田拳次という人の展覧会を見てきた。能古島でのことだ。満州から引き上げた漫画家の会の作品集だという。葫蘆(コロ)島からの出発。夕陽。今、僕の中でANAで見た富士の文化遺産を讃えるイメージビデオにすりかわっている。博物館は坂の上にあった。草の中をモルタルで固めた道を上っていくのは串本の夏休みを想起させた。ほんの近くの小さな島でも、そこが海で区切られていることを知っているから遠くへきたような気になる。森田拳次は「丸出ダメ夫」「ロボコン」の作者だという。久しぶりに聞いた名前だ。
 いただいたお土産を早朝、仏前に置いて鈴を打つ。お供えのご飯の底の青カビが黒くなるほど繁殖している。こんなの食べたら、おばあちゃん死んじゃうじゃないか、と家人を咎めようかと思ったが、すでにおばあちゃんは死んでいるのだった。

2013年7月10日水曜日

帰宅

 名神沿いの墓地の横に、マイクロバスが停まっている。ここはよくタクシーや営業車が休憩に使っているのだ。夕暮れ時に似合うオレンジ色の車内灯の中で、光に照らされた運転手がこちらを見る。私も目を離さない。「馬淵教室」とあるパステルカラーのロゴの中のその初老の男は目を落とし、再び弁当のハシを動かし始める。

 我が家の上空には三つのオレンジ色の光が夕闇空に星条旗のように光りながら小さくなっていく。エイのような形状を想起しスティルスのイメージが浮かぶ。

2013年7月6日土曜日

ソントン食品

  1. イエス之御霊教会

    www.geocities.jp/hirapyan/iesunomitama.html
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    そのような情熱的伝道者を父に持つ村井は、日本におけるペンテコステ宣教の先駆者の一人であるレオナード・W・クートにも非常に強い影響を与えた宣教師J・Bソーントン(Jesse Blackburn Thornton) (ソーントン・ピーナツバターの創始者としても有名) を慕い、 ...

    ソントン・ピーナッツバターの創始者は、Thorntonから社名を取ったのに、ソントンでスペルもSONTONって書いてるのな。

人工知能学会

研究会優秀賞をいただきました。鈴木雅実さんのお力なんですが。それにしてもこの写真はどうなの?w
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2013年7月4日木曜日

仮面の系譜

He first appeared in 1933 in a radio show conceived either by WXYZ (Detroit) radio station owner, George W. Trendle,[3][4][5] or by Fran Striker,[8] the show's writer.[9][10] It has been suggested that Bass Reeves, a legendary Federal peace officer in the Indian Territory (1875 - 1907), was the inspiration for this character.[11][12] The show proved to be a hit, and spawned a series of books (largely written by Striker), an equally popular television show that ran from 1949 to 1957, and comic books and movies. 

鞍馬天狗』(くらまてんぐ)は、大佛次郎の時代小説シリーズである。幕末を舞台に「鞍馬天狗」を名乗る勤王志士が縦横に活躍をするさまを描いた、大衆小説の代表作である。頭巾をかぶった覆面のヒーローが善を勧めて悪を懲らしめるという構図は、後代の『月光仮面』や『仮面ライダー』などの「仮面ヒーロー物」の先駆けとなった。
大正13年(1924年)、娯楽雑誌『ポケット』に第1作「鬼面の老女」を発表して以来、昭和40年(1965年)の「地獄太平記」まで、大佛は長編・短編計47作を発表した。

『月光仮面』前年の1957年(昭和32年)の11月からKRテレビ(KRT)は、(中略)この題名を物足りなく感じた西村は、「人々の苦難を救済する=菩薩」をイメージしたネーミングとして、「日光菩薩の名を借りた『日光仮面』」を考案、さらに進めて「月光菩薩の名を借りた『月光仮面』」へと発展し

鞍馬天狗 → Lone Ranger → 月光仮面 → かぁ。

2013年7月3日水曜日

市場の続く方向

 四日市に訪れるという人がいる。どこか観光にいいところをないか、という。あそこは、なんにもないですねぇ、と答えたが、出身地ながらややもの悲しい気がする。
 仕事をしながら、僕の夢には方向性があることを思い浮かべていた。そういえば、父方の祖母がよく買い物をしていた市場はまだ、開かれているのだろうか。四日市にはその名前の通り、四のつく日に市が立っていたのだ。父の実家である八幡町のそばには、三滝川という二級河川がある。背の曲がった祖母は乳母車を引いて海に注ぎ込む手前の幅広くなった土手に長々と続く市によく買い物にいっていた。私たちが訪れるときは、父の大好物だといって、まだ生きているシャコを大量に買い入れてくる。それを塩ゆでにする。ほんのりとした薄紫とはうらはらな棘皮のような皮で指を刺さないようにしながら甲殻を剥くと、オレンジ色の卵が入っているときがある。ほんの小指ほどのそれの美しい色合いとコリコリとした食感を楽しんだ。
 自分がその市にいったことはほとんどない。たまに祖父母の家に親戚が集まって泊まったときに、数回、行っただけだと思う。何より、朝が早いのだ。いつもは見上げているその土手の上を祖母や従姉妹の後ろを歩いていた時の記憶を思い出した。日よけのテントが並び、その間を客が列をなして行き来する。あちこちから来た行商の海の幸や野菜と果物。日に焼けた皺だらけの老人たちの卑屈な笑み。そして、果てしなく遠い青空。
 数ヶ月前に見た夢のことを思い出していた。火口から続く長い下り坂が左から右に続き、いくつもの大きな石がだんだん小さくなってきたところから市場が始まっていた。僕はその道を降りてきて(つまり、その風景を認識している自分と、その風景の中で移動している自分の二人がいてふたつの方向軸がある!)ふたつに分かれる道を僕はテントに覆われた薄暗い左側の側道に入る。そこにはいくつもの異なる形の壺のようなものが砂地に低く置かれているが、壺を売っているのか、それとも、中にいる何かを売っているかわからない。

gush


The newspaper's Steve Corkran reported in May that a healthy McFadden looked "energized" and "explosive" during offseason team activities under new coordinator Greg Olson. McFadden has repeatedly gushed about the Raiders' "downhill offense" as a natural fit for his skill set.

これは英語における<<言葉は液体>>メタファーでは?