2012年3月5日月曜日

Will the catcher ever rise?

という題名でトークをしようと思ってるんだけど、野崎孝って(いまさら)何もの?って思い直してwikiを見たら

野崎を 庄司がパクって それを 村上がパクって それが 野崎より やっぱ新しい、みたいな、

みたいな円環を描いていそうだ、っていうことがわかったんだ。




1964年、J.D.SalingerのThe Catcher In The Ryeを『ライ麦畑でつかまえて』の題名で邦訳。この作品は既に1952年、"J・D・サリンガー"著『危険な年齢』として橋本福夫による邦訳がダヴィッド社から上梓されていたが、野崎は当時の深夜放送からヒントを得て、若い世代の語法と感覚に迫った訳文で当時の読書界に反響を呼び、庄司薫のような模倣者を生んで、2003年に村上春樹が新訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を野崎訳と同じく白水社から出すまで、約40年間にわたって定訳の位置を占め続けた。主人公ホールデン・コールフィールド少年が一方的に語る言葉つきは50年代のアメリカのティーンエイジャーの口調を的確に捕らえたものと激賞されたが、その和訳は至難のわざだった、と訳者自身が述懐している。

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