2012年8月23日木曜日

80.2kg

81.2 から昨日朝テニスをやって→ 80.6 ときてここに至る。ほぼ4ヶ月ぶりの運動。気持ちがいい。

テニスでビュー(view)について考える。


コーチ 「最初にいったけど、ロブが少ないです。ロブがないとわかっていると、相手は前に出てくるから余計に大変になります。逆に前に出ているときには、ロブを上げると対応できないので効果的です。」


ロブ=ふんわりと高く、後ろに上げる球。


最近、主観性とフレームについて(あいかわらず)考えている。


私の武器はメタファーなので、この場では、なりきりというか、擬人的視点投射を用いたい。

で、相手の立場に立ってみる。

***
自分は前にきて(ボレーする、前衛の位置に)いる。

相手の球を何度か返して、球を前で叩くプレーを繰り返している。

その間にじりじり位置が前になっていく。

視界が前に集中し、後ろに対する注意が減少し、後ろの見えない部分が広がり、エンドラインとの距離もわからない状態。
***

フォーカスされている分前で取れる「ゾーン」が小さくなっている。

これ踏まえて、その「ゾーン」を外した球を打つと有効だし、その重要な1つがその「ゾーン」の面を外して壁を越えるように上に上げるロブということになる。


今、***で囲まれた部分が相手のビューの生成。視点を転換して相手の身体イメージを作っている。

これと、「相手が前にでたときにはロブをあげる」という命題形式のアドバイスとはほぼ等価である。

というか、この命題形式のアドバイスがあるから相手の視点の生成を考えたわけだし。

しかし、相手の視点を生成することに意味がないわけではない。ロブの上げ方にもいろいろあろうし、具体的にどこに上げるのが効果的かなど、知覚的推論も生成できる。なにより、コーチがいなくてもどうすべきか指針ができる!のである。

ということで、両者は補完的であると考える。

自分のビュー、相手のビュー、そしてそれらを踏まえた外部視点的なビューが示唆するところが合致して初めて、命題の受肉が完成するのである。

受肉に関してはまたいずれ。

(と、ネタを先にふる)

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