2013年12月24日火曜日

ものがたりろんと一晩中

隣接ペア、というのがマイブームだが、物語論のキモは禁止と違反、または、約束と違反である。この反社会的行為が物語の基本構造であるところが興味深い。

他にもやってみようか。

挨拶―無視
質問―無視
批難―無視

あれ、無視にしか反応がならないな。

約束、というのは反対の行為をする可能性、すなわち、禁止命令だから、その反対がしやすいわけか。

押すなよ押すなよ

っていうあれか。

Don't think of an elephant っていうあれか。

なにかを思いついてしまった時点でその半分が成就されてしまっているわけだ。

もちろん、残りの半分は人間の弱さと無力さに帰結させられるわけだが。


こうやってかんがえてくると約束違反は死亡フラッグとよく似た構造をもっているな(多分二つの点で)。


まあ、物語というのがnovel (奇妙な/小説)のもとだから、奇譚である必要があり、池上嘉彦が書く通り、約束の間が異界(コスモス?カオス?)その前と後が現実(ノモス)で、その変化を産むのが異人との約束ということだ。つまり、その異界でのみ魔法的(マジカル)な状況が成立する。

あらまほしき状況

欠如と充足というのもあるな。

妻が欲しい―妻が現れる

異人側にも要求があるのだな。妻になりたいっていう。とすれば、人間と異人という構造をとってはいるが、人間と人間の多様性に依拠した物語としても読むことができるな。人にとって他人(家族は除くかも)はすべて異人とも言えるからな。

欠如と充足というのは子供が生まれるいわゆる太郎ものでは、異界は訪れず、約束は発生せず、ハッピーエンドだなぁ。

まあ、こんなところで。


いろいなスレッドが置きっ放しになってるけど、気にしてると書けないので。

またアイデアが爆発して収集つかないけどそちらも気にしないお約束で。



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