2011年12月29日木曜日

構文文法、多義

月ちゃん(3)が、「何があるか知れないから...」と寝言を言っている。この場合、「知れない」という語は彼女のボキャブラリーにないはずだ。構文文法の証左になろう。聞いた音をそのまま記憶することをキャプチャーと呼びたいが、キャプチャー文法を考えることは意義がありそうだ。
ベッドの頭からはみ出しそうになっている月ちゃんに「もっと下に寝な」といって引きずり下げる。この場合に下は物理的上下とはことなる。ベッドという参照物(reference item・LM)に従った上下が規定されていて、それは、専門的にいうと人間の上下から継承を受けていて or 動機づけられていて、概して文脈によって言葉の値が決まるという文脈主義で説明できそうだ。
6時に仕事場に着く。近所の寺の鐘が鳴っている。

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