2012年1月4日水曜日

1月4日

昨日、今日と仕事日にしているのだが、なかなかはかどらない。遅れたレポートのコメントを送り、卒論が来るたびにコメント書いて返答し(15人中8人にOKを出している。だんだん数字が増えていくのは嬉しい)、そのほかのことはなにもできていない。昨日2時半からは関学とオービックの試合をインターネットの2ちゃんねるで追う。これくらいならテレビで見たほうがよかったがビールを飲まないだけましか。スコア。

0- 7
3- 7
8- 3
27-11

日経新聞によれば

「オービック貫禄 連覇ー後半爆発攻守かみ合う」
「関学大 体力消耗 逆転許す」

まあ、学生の試合は12分だからかわいそうといえばかわいそうだ。05年以来、09年を除いて学生の全敗だ。練習量の多い学生いが優勢だった初期の頃と違い、均衡の破れてきたし、ハンディを解消するなんらかの対策を採ったほうがいいのではないか。例えば、試合を13分にするとか、学生の試合をすべて15分にするとか。

それにして、絵に描いたような負け方だった。社会人強しの下馬評に反して前半は14-3と大幅リードで折り返した。後半も点差を広げるかと思われたがじりじり追いつかれ最後に逆転、さらにダメ押しを食らった。「体力で勝る社会人」「自力で勝る社会人」という言説にそのまま縛られたようなゲームだった。しょっぱなからオンサイトと奇抜な手で見事に主導権をとった関学。多分、実力は関学の方が上だっただろう。体力差、だけでは尽くしきれない何かがあるような気がする。勝負は自分たち自身に勝たなくてはならない。自分たちの想定にとらわれてはいけない。自分の想像力を全開にしなければならない。自分の翼に自ら枷(かせ)をかけてはならない、そんなことのような気がする。もちろん勝者には心からの賞賛を与えるものであるが。

2年前の甲子園ボウル優勝チームの主将、大館賢二郎君がいるかと思ってオービックのロースターを見てみたが、関西大学の選手は多いものの大館君はいなかった。検索してみると鹿島ディアーズにいた。そうか、自分たちがライスボウルで負けた相手に就職したわけだ。当時の一流RB/リターナー 藤森裕人君も鹿島に新人としていた。「試合に出れるようにがんばります」とある。なかなか社会人の壁は厳しいわけだ。鹿島はオービックに準決勝で20-45で敗戦している。甲子園ボウル優勝チームの走る笑顔の大仏、QB原口大知君は、と見ると、今年からアサヒ飲料にいる。こちらのチームは11月20日にセカンドステージでオービックに13-20で惜敗している。どちらも来年は優勝を狙える位置にあろう。学生対社会人、これからも面白そうだ。

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