2012年5月2日水曜日

「無理せずに高すぎる目標を達成する」にはどうしたらいいか

いや、最初は、次のような命題であった。

「高い目標を達成するにはどうしたらよいか」

やりたいことがある、計画を立てる、でもできないことが多い。これはどうしてだろう、と考えた。やりたいことははっきりわかっているのにですよ。

普通なら、計画し、うまくいかなかったら修正し、目標を下げるとともに、実現に至る努力の量を挙げて、実現に至る道に軌道修正する。

でも、結局、調整が効かずに、無理な計画しか立てられず、目標自体を夢物語として取り下げてしまうことが多い。

これは目標が高すぎるからだろう、と自分で回答した。それでも達成したい。

ちなみに、無理はしたくない。家族との時間も大事にしたいし、体を壊すのも嫌だ。

ということで上記の命題となった。

最初の回答は、「レボリューショナリー(革命的)なやり方でないと駄目だ」であった。

そりゃまあ、あっているだろう。だいたい、「高すぎる目標」というのがすでに普通では到達できないことを織り込んでいる。

次の回答は、先人を見よ、であった。自分のやりたいことをすでにやり遂げている人がいるならば、その人が何をやったか、モデルとして自分の中に取り入れていけばいい。モデルを発見すること、それが第1の答えである。

第2の答えは夜寝る前に浮かび、朝思い出そうとして時間がかかったが、思い出した。

normativeやaffectiveな(造語)思考をやめてpositiveな思考をすることである。

この場合のnormative positiveというの経済学の用語である。

なにをすべきか、がnormativeである。
Aすれば、Bになる がpositiveである。

この区分ではうまくいえていないとおもったので、affectiveというのを付けくわえた。

昔、Colin Turnerという人に会ったことがある。通訳の仕事でだ。日本版GQの取材みたいなやつで、奴のガタイと長い体躯はなかなか見栄えがした。自己啓発書みたいなものの著者で、本自体はどうか...あまり、お勧めする気はしないのだが、面白いことをいっていた。

終わったことから自分を切り離さないといけない。

感情を切り離す。Colinがいったのはそういうことだ。

それを敷衍して、と。

AすればBになるという因果だけを見て進める。行動の原動力となるのが感情であると同時に、失敗したらどうなるだろう、とか、この間やったあれ、どうなってるかなぁ、という心配とか、そういったものを切り離し、物と結果だけで、見ていく。

そして、実現したいことを細分化する。例えば、ノーベル賞を取りたいのならノーベル賞を取っておかしくない人の要件を分析する。その要件を備えるための要件を分析する、という形で。

ちなみに私の目標はノーベル賞ではない。

(というか、高すぎる目標を何にしようか思案中である)


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