2014年6月2日月曜日

『銀河鉄道の夜』 宮沢賢治

 宮沢賢治について、月並みなことしか書けへんなあ。そしたら、最初からやらへんかったらええのに。まあ、熊の描写やら、猫の描写やらその表情やら、上手に書かはるなあ。あとほれ、木いの名前、本とよう知ってはる。あとは方言がええなあ。方言ていうのはそら、臨場感みたいなんがでるからなあ。なんかずるいわ。そやけど東北の方の方言聞くのはええなあ。方言女子いうのが流行るのもわかる気がするわ。
 アリルダロダは、って初めて見ても、色が違うがや。ジョバンニは茶色い名前、カンパルネラは黄色い名前、アリルダロダは赤か紫やから、色が違うがや。も一回いこか。ちょっとまず名前だけ並べてみよ。
 ムリャベッタ、カリトマーニ、カリマトーニ、エギラゴ、トマトマーニ、プリマサッチョ、エギギスカ、名前ひとつ作るの難しいわ。そんなら太郎平で。
 
 太郎平はさかま木の狭間からじっと見ていました。その日は6月のホロ路木の日で、母から頼まれたとちの実をまだ半分も取れていないのにです。

あーめんどくさ。

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